豊かな森林は、私たちの生活に欠かせない木材資源を供給する生産フィールドであるとともに、そのフィールドが集まった広大な森林エリアは、水や空気はもちろん、多様な動植物物を育むなど、私たちの住む地域全体の環境を掌る(つかさどる)重要な役割を担っています。
このような森林エリアは私たちの生活基盤の背景に広がっていることから、しっかりと生命や財産を守り、誰もが安心して生活するためには、健やかな森林を長期にわたって維持管理していくことが大変重要になっており、その担い手産業である林業の活性化が課題となっています。
このため、徳島県では、2012年度から「次世代林業プロジェクト」を展開し、概ね10年後に県産材生産の倍増を掲げ、"搬出間伐"から"主伐"へと積極的な木材生産の取り組みが進められています。
また同時に、豊かな森林の保全には、企業等のご協力による「とくしま協働の森づくり」、県や市町村等での森林取得など、官民一体となった「とくしま公有林化拡大戦略」が展開されているところです。
名称 | 公益社団法人 徳島県林業公社 | |
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所在地 | 〒771-0134 徳島県徳島市川内町平石住吉209番地5 徳島健康科学総合センター2F(206号) TEL:088-679-4103(代表) FAX:088-679-4104 | |
設立 | 昭和41年11月1日 | |
正味財産 | 8億6千万円(平成25年3月31日現在) | |
社員数 役員数 職員数 | 社員数 | 30社員 徳島県、16市町村、9森林組合、四国電力(株)、林業団体(治山林道協会,県森連,林業種苗協同組合) |
役員等数 | 理事長1名、専務理事1名、理事12名、監事2名、会計監査人1名 | |
職員数 | 21名 (平成25年4月1日現在) | |
主な事業 | 植林及び森林の保育(分収林事業等)、森林の取得及び整備(とくしま絆の森等)、森林管理の受託(受託契約又はとくしま協働の森協定)、森林資源の循環利用(県産材生産)、 J-VER事業、その他森林林業関係の調査研究及び普及並びに林業人材養成研修等 | |
代表者 | 理事長 熊谷 幸三 専務理事 宮城 徹 | |
森林経営面積 | 10,443.96ha | とくしま絆の森(社有林)1,790.66ha 分収造林契約面積 7,568.26ha 分収育林契約面積172.72ha 森林管理受託森林 912.32ha (平成25年3月31日現在) |
その他 | J-VERクレジット 1,194t-CO2保有 (平成25年3月31日現在) |
時期 | できごと |
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昭和41年11月1日 | 社団法人徳島県林業公社 設立(徳島市万代町1-1県庁内)分収造林方式の森林造成を開始 |
昭和47年10月17日 | 本社移転(徳島市かちどき橋1丁目41番地 県林業センター内) |
昭和51年3月31日 | 第1期 分収造林面積3,400haを達成 |
昭和59年12月15日 | 森林整備法人の認定 |
昭和61年3月31日 | 第2期 分収造林面積5,444ha(累計)を達成 |
平成8年3月31日 | 第3期 分収造林面積6,448ha(累計)を達成 |
平成13年4月1日 | 林業公社経営改善計画を策定、県借入金(新規)の無利子化 |
平成16年3月31日 | 日亜化学工業(株)様の寄付金10億円、「とくしま絆の森」事業で森林取得に着手 |
平成17年12月1日 | 林業公社経営改善計画検討委員会報告書の提出 |
平成18年1月 | 林業公社経営改善計画(問題解決プラン)の策定 |
平成18年3月31日 | 第4期 分収造林面積6,884ha(累計)、以降、新規契約の締結を休止 |
平成18年4月1日 | 本社移転(徳島市南庄町五丁目69番地)県借入金の今後発生利息の無利子化 |
平成20年3月〜 | とくしま協働の森事業等による森林管理受託を開始 |
平成20年7月11日 | すてきナイスグループ(株)様の森林管理受託 |
平成23年12月28日 | 林業公社あり方検討委員会報告書の提出 |
平成24年5月28日 | 林業公社経営改善計画(第2期問題解決プラン)の策定 |
平成25年3月18日 | 徳島県知事より公益社団法人への移行認定 |
平成25年4月1日 | 公益社団法人徳島県林業公社に名称変更による設立 本社移転(徳島市川内町平石住吉209番地5徳島総合科学センター内) |